Monoclonal AntiBody with Excellence.
当社は、ユニークな抗体試薬・キットの研究開発ならびにご提供を通して、超早期診断・個別化医療等の発展に貢献いたします。
研究用試薬への取組み
当社は、奈良県立医科大学 特任教授 森 俊雄 先生のモノクローナル抗体作製技術を継承し、ユニークな抗体試薬を提供しています。
紫外線が誘発するDNA損傷(CPD, 6-4PP, DewarPP)を認識する抗体は、森研究教授のチームによって世界で初めて開発され、生体内のDNA損傷部位を調べることが可能になりました。現在、DNA損傷やその修復に関するメカニズムの研究、あるいはDNA損傷が引き起こす病気や美容の研究に役立てられています。
低分子化合物に対する抗体は、代表的な抗がん剤である5FU(分子量:130.08)とアドリアマイシン(分子量:543.52)を認識する抗体があります。これらは体内の薬物濃度を機器分析ではなく免疫測定法により定量する目的で開発されました。
今後も、様々場面で研究ツールとしてご活用いただける、これまで世の中になかった新しい抗体試薬の開発を目指してまいります。
診断薬への取組み
「健康で過ごすことのできる期間をより長く」――健康長寿社会の実現を目指す現代において、病気をより早く発見し、的確な治療を行う予防医療への期待が高まっています。
病気のシグナルとなるバイオマーカーを測定すると、発症前の早期診断や病状、効果的な治療方法などを知ることができます。バイオマーカーを検出・測定するには「優れた抗体」と「適したアッセイ方法」が必要です。当社は抗体開発とアッセイ系構築の独自ノウハウを生かし、疾病の予防と早期診断に資する高感度迅速診断薬の開発を通して、人々の健康、安心に貢献いたします。